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亡くなった方の預金口座がある銀行を調べる方法

  • 文責:弁護士 福島晃太
  • 最終更新日:2026年2月17日

1 預金口座の調査の方法

現時点では、亡くなった方の預金口座がある銀行を、一括で照会する方法はありません。

そのため、亡くなった方の預金口座がある銀行を調べるためには、亡くなった方が使用していた可能性が高い銀行へ問い合わせることが必要になります。

全国には、数多くの銀行がありますので、都市銀行や、亡くなった方が長年居住していた都市の銀行などにあたりをつけていくことが多いです。

また、最近では、ネット銀行なども多くありますので、亡くなった方のスマホのアプリなどから、使用していた銀行を探す方法もあります。

厳密にいうと、マイナンバーカード紐づけによる照会制度が2025年4月1日より開始されているため、一括照会も制度上可能ですが、後述するように、まだあまり使用されていないため、地道に銀行へあたりをつけて調査していくことが必要になってきます。

2 全店照会

銀行にあたりをつけたら、当該銀行に対して、全店照会を依頼します。

全店照会をすれば、その銀行の、どの支店に、亡くなった方が口座を有していたかを調査してくれます。

預金の払戻し手続きなどは、相続人全員の印鑑証明書や、遺産分割協議書等が必要となりますが、全店照会は相続人単独で可能です。

相続人であることが分かる戸籍謄本や、全店照会をする相続人の印鑑証明書及び身分証明書などがあれば、対応してくれる銀行が多いです。

3 相続時口座照会

上述したように、マイナンバーカード紐づけによる照会制度が2025年4月1日より開始されました。

口座管理法という法律により、自身のマイナンバーカードに、自己の口座を紐づけ登録することが可能となりました。

これにより、登録している口座であれば、亡くなった方の預金口座がある銀行を調べることが可能です。

もっとも、紐づけは義務ではないことや、あまり制度として浸透していないことから、現実的に調査で用いることは、現時点では難しいでしょう。

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